高圧ガス資格

高圧ガス資格取得にチャレンジ!

高圧ガスの取扱には、様々な資格を必要とする場合があります。そのうち、最も一般的な製造と販売について、その概要をご紹介します。

 

 


高圧ガス製造保安責任者

一般高圧ガスの製造では、事業所で製造する高圧ガスの種類や設備の規模等によって、必要とされる保安管理組織は異なり、選任すべき保安係員等の要件(取得免状や経験)も異なります。

高圧ガス製造保安責任者免状には、冷凍保安責任者向けを除くと、甲種機械、甲種化学、乙種機械、乙種化学、丙種化学(特別)、丙種化学(液石)があります。


高圧ガス販売主任者

高圧ガスの販売では、特定の種類の高圧ガスを販売する販売所には、販売主任者を選任する必要があり、販売ガスの種類によって、要件(取得免状や経験)が異なります。

販売主任者免状には、第一種販売と第二種販売があり、第一種販売が一般高圧ガスの販売用で、第二種販売は液化石油ガスのみの販売用です。

(注)特定の種類の高圧ガスとは、アセチレン、アルシン、アンモニア、塩素、クロルメチル、五フッ化ヒ素、五フッ化リン、酸素、三フッ化窒素、三フッ化ホウ素、三フッ化リン、シアン化水素、ジシラン、四フッ化硫黄、四フッ化ケイ素、ジボラン、水素、セレン化水素、ホスフィン、メタン、モノゲルマン及びモノシランです。

 


高圧ガス製造・販売の免状取得方法

高圧ガス製造保安責任者免状及び販売主任者免状は、国家資格ですので、国家試験を受験して合格した後、受験地を管轄する都道府県知事等に免状交付申請をする必要があります。

国家試験には、法令(高圧ガス保安法)、保安管理技術、学識等の受験科目があります。

さらに、国家試験に合格するための受験対策として、科目免除講習など、いくつかの方法があります。また、上位の免状取得者又は試験合格者は、法令が免除される場合があります。

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